●ボーン・アルティメイタム2007 / 11 / 24 ( Sat ) No. 87
Bourne Ultimatum
観た日 2007-11-14 「自分はどこの誰なのか」―記憶を失ったCIAの暗殺者ジェイソン・ボーンがついに自分の過去を見出す。それは苦く非情なものだった。 今回の舞台は前回エンディングを迎えたロシアから始まる。そしてパリ−ロンドン−スペイン−タンジール(モロッコ)−ニューヨーク。 前2作以上の出来。前作ではカメラを振り回すカットが多くて頭が痛くなったが、今回は短いカットを小刻みにつなぐ、という方法にスライドしていて、スピード感、臨場感抜群だった。特にロンドン、ウォータールー駅でのシーンは出色。ボーンがCIAの裏プロジェクトを取材するザ・ガーディアンのジャーナリストと接触するシーンだ。ウォータールーはユーロ・スターの発着駅。乗客でごったがえすロンドンの日常の中で繰り広げられるスパイ同士の攻防シーンは見ごたえがあった。 まずベースとなる一連の流れを撮る。この場合ボーン、記者、CIAのコンビ2組、それに暗殺者、指示するCIAオフィスという5・6本の流れがある。それを短くカット割りしてつなぎ、あとからセリフを重ねる、という手法。たたみかけるようなボーンのセリフと動き、絶妙のタイミングでぶつかり、すれ違う場面場面が非常にスリリングで、息をつかせない。うなってしまった。しかも携帯電話という身近な、最も今を感じさせるツールをフルに使ってのシーン。ありえないはずの状況・設定をあっさりと手の届く、tangeable なものにしてしまった。(比べてタンジールの迷路のような街並みを使った追跡シーンはちょっと長すぎた。あと2分、短くしてほしかった。) CIA内部での展開もおもしろい。ボーンの敵が誰か、途中でわかる仕掛けになっている。昨日の敵であったパメラ・ランディが今回はボーンの強力な味方になるという設定。演じるジョアン・アレン、前作でもよかったが、今回も鋭い切れ味。 暗殺者であったはずのボーンが、次々と遅いかかる敵をかわしながら、最後にとどめをささない。殺さないのだ。その意味を考えさせられる。 ラストはニヤリとする、爽快感。アクション映画は1度見たら充分、と思う私だが、この映画はもう一度見たいと思った。マット・デイモン、歳相応に顔に渋みが出てきた。青い目がたびたびアップになるが、心を動かされるきれいさを持っている。 ****** 映画が終わるとエンドロールを待たずすぐに席を立ってしまう観客が多いが、今回は最後まで見ている人がほとんどでうれしかった。MOBYのテーマもいいし、グラフィックワークも退屈させない。観客の男性比率高し。 ≫≫ ボーン・スプレマシー
category : [Films] Screen 2007
COMMENTS OVERVIEWby withnail ロンドン、ウォータールー駅でのシーンを見るために、映画館に足を運ぼう!と思っております。うう、見たい!アイデンティティはテレビで見て、スプレマシーはテレビで見逃した。前作をレンタルして見なきゃ。でもって、モービーが音楽担当だったなんて!クールですのぅ。
by good child ウォータールー駅のシーンでは異様に緊張したというか、集中してました。
ボーンがユーロ・スターで乗り込んできたシーンはまさに「世界の車窓から」でしたね(笑)。相変わらずの“地球の歩き方”スタイルです(笑)。 2007年11月からユーロ・スターの発着駅がウォータールーからセント・パンクラスに移ったので、この映画が最後の大掛かりなロケになったようです。 暗殺者が最後に乗り込んだのはジュビリー・ラインですね。 ロンドン・ロケだともう目が爛々でございます(笑)。 |
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ロンドン、ウォータールー駅でのシーンを見るために、映画館に足を運ぼう!と思っております。うう、見たい!アイデンティティはテレビで見て、スプレマシーはテレビで見逃した。前作をレンタルして見なきゃ。でもって、モービーが音楽担当だったなんて!クールですのぅ。
ウォータールー駅のシーンでは異様に緊張したというか、集中してました。
ボーンがユーロ・スターで乗り込んできたシーンはまさに「世界の車窓から」でしたね(笑)。相変わらずの“地球の歩き方”スタイルです(笑)。 2007年11月からユーロ・スターの発着駅がウォータールーからセント・パンクラスに移ったので、この映画が最後の大掛かりなロケになったようです。 暗殺者が最後に乗り込んだのはジュビリー・ラインですね。 ロンドン・ロケだともう目が爛々でございます(笑)。 |
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