●ビー・クール2005 / 09 / 07 ( Wed ) No. 4
Be Cool
ユマ・サーマンとジョン・トラボルタ共演、「パルプ・フィクション」以来、なんてあおってるけど、タランティーノ映画じゃないので、ちょっとBoo。でも音楽業界が舞台ということなので、ここは一つ見ておこうと行ってきました。けっこう楽しめた。ラッパーに関してはほとんど門外漢なのでわかりません。しかしこのノリ!わかる人が見たらもっとおもしろんだろうなあ。私はもっぱらエアロスミスのほうをしみじみと味わいました。
ユマ扮するレーベルのオーナー、イーディは共同経営者である夫(ジェームズ・ウッズ)を殺され、その仕事のパートナーであった映画プロデューサー、チリ・パーマー(トラボルタ)と組んで才能ある一人の女性シンガー、リンダ・ムーンを売り出そうとする。リンダのでたらめマネージャー(ヴィンス・ヴォーン)やらボディーガード(ザ・ロック)、強引なレーベルオーナー(ハーヴェイ・カイテル)、謎のロシア・マフィア、ギャング・スターなどがからんだ殺人や非情なビジネス取引。最後にはそれらをすべて乗り越えてリンダはスターダムへ、チリとイーディは結ばれハッピー・エンド、というストーリー。殺し殺されゆすりゆすられ、ハメたりハマったりといろいろあるんだけど、ワキ役がくすりと笑えてシチュエーション・コメディのよう。
イーディはエアロスミスのファンでおしり(尾てい骨のあたりね)にエアロのシンボルマークの刺青をしている。若い頃ツアーに同行し、洗濯係をしていたという。チリはそこに目をつけ、旧知の間を利用して、リンダをスティーヴン・タイラーとデュエットさせ、それをきっかけに売り出そうと計画を立てる。スティーブンは彼自身として登場。エアロもライブを披露してくれる!ここでのスティーヴンはスターぶらないイイヤツで、「私なんか覚えていないわよ」と懸念するイーディを一目で思い出し、旧交を温める。 「スイート・エモーション」を作ったときの気持ちはどんなだった?と尋ねるチリ、ゆっくりと思いをはせるスティーブン・・・。このシーン好きだ。なんか自分がスティーヴンにインタヴューしているような気にさせてくれる(笑)。そして曲に込められた感情を解き明かしてみせるチリにいたく感銘を受けたスティーヴンは、リンダをゲストとして自分たちのライブに出演させるのだ。 エアロのライブを見てて、このバンドは本当にアメリカの国民的バンドなんだなあと思った。(白人の、と付け加えておかなければならないが・・・)へたすりゃ3世代に渡るエアロ・ファンもいるんだよねえ。ジジイの希望の星でもある。「あいつがあれだけ頑張ってるんだから、オレももう少しやれそうだ」。これはトラボルタにも言えてる、かな。今回は意外と静かな抑制された役どころで、しかもやることなすこと成功させる一種のスーパーガイ。頼もしくなった(体型も)。
category : [Films] Screen 2005
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